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公衆Wi-Fi:メリットとリスク、安全な利用方法について解説!

Wi-Fi
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皆さんこんにちは!公衆Wi-Fiという言葉を聞いたことはありますか?すでに利用している方も多いかと思います。しかし、「公衆Wi-Fiは安全性が低い」、「個人情報を盗み取られる」など疑問があると思います。公衆Wi-Fiを利用している方やこれから利用する方などに向けて、今回はその公衆Wi-Fiの使い方について説明します。ぜひ最後までご覧ください!

公衆Wi-Fiとは

公衆Wi-FiとはフリーWi-Fiや公衆無線LANとも呼ばれ、誰でも使うことが可能です。カフェやレストラン、図書館などさまざまな場所で使うことができます。実際に公衆Wi-Fiなどの案内を見た人はわかると思いますが、いくつかの種類が存在します。例えば有料・無料、ログインあり・なしなどです。

タリーズでは無料でWi-Fiに接続できます。ただし、インターネット接続後にフリーWi-Fiの利用規約に同意し、ログインする必要があります。

リムジンバスなどもWi-Fiがあり、全て無料で使うことができます。

また、鹿児島では「KagoshimaCityFreeWi-Fi(Lite)サービス」というサービスがあり、鹿児島市にあるフリーWi-Fiを提供している場所や、利用時間などが書いてあります。

KagoshimaCityFreeWi-Fi(Lite)サービス
Kagoshima City Free Wi-Fi(Lite)サービス

公衆Wi-Fiのメリット

公衆Wii-Fiのメリットは3つあります。

  1. 手軽に使うことができる
  2. スマホのギガ数などを減らすことができる
  3. 動画を再生することや電話することができる

この3つのメリットが役に立った事例があります。

災害のWi-Fi

それは災害の時です。日本では地震や豪雨などの災害が活発化しており、災害に対する備えが必要です。それは通信関係も同じことで災害時には、00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)というフリーWi-Fiが解放されます。

00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)とは被災地で通信事業者が提供する公衆無線LANサービスのことです。このサービスは契約者以外も使うことができます。

東日本大震災の時は使用する場所が限られていましたが、2013年に岩手県釜石市でフリーWi-Fiの実証実験を行い、2014年には00000JAPANのガイドラインを取りまとめました。

そして2016年の熊本地震の際に初めてSSID「00000JAPAN」で公衆無線LANサービスを提供しました。その他にも同年10月の鳥取中部地震などでも活用されました。

このようにして公衆Wi-Fiは災害時などの緊急時にも活用されていることが分かります。

公衆Wi-Fiの脅威

公衆Wi-Fiにももちろんリスクはあります。リスクをそのままにするのではなくどうすればリスクを軽減して公衆Wi-Fiを使うことができるのかを見ていきましょう。

まずはセキュリティです。公衆Wi-Fiはパスワードを必要としないものも多く、誰でも利用できるのですが、攻撃者が公衆Wi-Fiに接続してしまうと他人の情報を盗まれる恐れがあります。公衆Wi-Fiに接続しそれを経由してクレジットカードのパスワードやIDを登録してしまうとその情報を盗まれる恐れがあります。

そのためSSL暗号化やTLS暗号化でセキュリティを強化する必要があります。よく「http://www…」のような標記を見たことはありませんか?これは暗号化されていないサイトのURLです。暗号化されていると「https://www….」と表示され、httpにsがついています。これがSSL暗号化で、現在は一般的に普及しています。

公衆Wi-Fiで気を付けるべきポイント

ここでは公衆Wi-Fiで気を付けるべきポイントを説明していきます。

アクセスポイントに気を付ける

まずは誰がWi-Fiを提供しているのかを知る必要があります。近くのWi-Fiステッカーで提供者が誰かを確認してからWi-Fiに接続しましょう。

SSIDの確認をする

SSIDとは公衆Wi-Fiのネットワーク名です。SSIDは任意の名前に変えることが可能で攻撃者が提供者と同じネットワーク名でなりすましをすることも可能です。偽のWi-Fiに接続してしまうとウイルスに感染したりと危険です。そのため必ずSSIDが安全かどうかを確認しましょう!

Wi-Fiのセキュリティ対策

ここからはWi-Fiのリスクを減らすためのセキュリティ対策を説明します。

公衆Wi-Fiの多くは最初にサービスを利用する際に同意する画面があります。そこにある同意書の説明書をよく読んで同意してください。Wi-Fiのセキュリティ方式は年々強化されており、WPA3が最新のセキュリティ方式となっています。

出所:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/wi-fi/

WPA3は2018年に開発されたセキュリティ方式です。前の方式のWPA2の弱点も克服されており、Wi-Fiではこちらの方式が推奨されています。対応のWi-Fiや製品が広がっているので今後の普及が期待されます。

セキュリティを強化しよう!

今回は公衆Wi-Fiの利用者向けにWi-Fiを解説しました。公衆Wi-Fiのリスクやメリットなどを知ることができたでしょうか。公衆Wi-Fiは危険と言われることもありますが必ずしもすべてが危険というわけではありません。

災害時には連絡を取るための手段になります。Wi-Fiは高度情報社会の今なくてはならないものです。公衆Wi-Fiはセキュリティを十分に高めて活用していきましょう。

このブログは主にWi-Fiについての解説をしていきます。次回は公衆Wi-Fiの提供者に向けて書いていきます。ご期待ください!

参考文献

Wi-Fi
Wi-Fiのアイコン素材です。文字入りのものと、ボタンにも使
総務省|無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について
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